戯れ言ブログ

ドラマや映画の感想の他、思ったこと感じたことを少しずつ流してゆきます。

ドラマ 就活家族 第2話までを観て

家族の在り方、絆などを就職活動というカテゴリーで描こうとしているドラマなのだが、正直観ていて少し気持ち悪い感じがする。

同時期に家族4人(父・三浦友和、母・黒木瞳、長女・前田敦子、長男・工藤阿須加)がそれぞれ仕事、就職などの問題に立ち向かう。

それが何故かあまりに不自然なのと理不尽さで気持ちをどんよりさせる。

主人公家族のこれまでの生き方、生活がまるで見えない。

象徴として家族写真が映し出されるが、それがファミリーヒストリーとして繋がって感じられず違和感すらある。

ふりかかってくる困難に家族が立ち向かって最終的には家族の絆が強まるってとこにおさまるのかな?とは思うが、どうもそこまで見届けられるか自信ない(笑)

 

家族ものドラマとして以前、父親に寺尾聡さん、母親に南果歩さん、長男に嵐の相葉くん、妹に有村架純ちゃんの一家4人が正体不明のストーカーに立ち向かうというホラー要素のあるドラマがあった。

それも家族それぞれに困難が次々にふりかかって立ち向かってゆくのだが、今回のドラマと違って不快感はなかった。

ストーカーという不気味さを抱えながらも不快感がなく「ドキドキ、ハラハラ」というドラマの娯楽感で引き込まれた良い作品だった。

 

それと比較すると今回の家族ドラマは何かどこかが足りないというか違うというか。

せっかくの役者さんを活かせてない脚本で残念な気がする。

 

 

ドラマ A LIFE 第2話までを観て

キムタク主演の連ドラ。豪華な俳優陣での医療ドラマなのだが・・・。

いかんせん血と針、刃物が苦手なので外科手術シーンを観るのがつらい(笑)

そして主人公の立ち位置。

自分が正しいと思う道をコツコツ寡黙に進んできた結果が実を結んでいる主人公に対し、嫉妬心や自己保身のため主人公に対し対抗心や嫌悪感を持つ身近な人。

その構図がなんだか解散ですったもんだしていたSMAPを見ているようで、どうもモヤモヤしてしまう。

今後の展開にもよるけれども、企画コケしている感がプンプンしている。

この手のドラマは大コケしないように必死に脚本をこねくり回すパターンが多いけれど、得てしてこねくり回した脚本が生き返ることはまずない。

周囲の評価に振り回されず、本来描こうとした物語の筋をしっかり貫き通していけるのかを見守っていたい。

まぁそういう見方をさせてしまっている時点でドラマとしてはかなりの減点要素なのだけど(笑)

もし、私が少しテコ入れするとするならば術式の説明を患者にわかりやすく伝えるシーンを丁寧に描いてそこを少し見どころにしてゆくかな・・・。

 

 

 

ドラマ 銀と金 3話までを観て

カイジ』『アカギ』の福本伸行の原作作品のマネーゲームドラマ。

リリー・フランキー演じる銀次の元、裏社会で大金を稼ぐ事を学ぶ若者を池松壮亮が演じる。
銀次の元で動いてる仲間は元やり手刑事、元地検の検事、元記者などひと癖もふた癖もある曲者たちばかり。
そんな中スカウトされる若い主人公。
彼もなんらかの経歴の持ち主なのかな?と思わせる。何もないのかも知れないけど。

30分枠なので話の展開はかなりスピーディー。

成人男性が好む固定ファンが多い福本ワールドの安定したドラマ。

ドラマ 刑事フォイル第2シーズン 第1、2話

第1シーズン同様、前後編と2週で1つの事件解決となっている。
余談だが、第1シーズンと違い今回は(NHK特有の)再放送がない!!!惜しい!

舞台は第二次世界大戦最中のイギリス。イギリス国内でのダメージがかなりきつくなってきた頃。
戦時中の複雑で混沌とした中でおきる殺人事件を捜査する刑事フォイルが主人公。
フォイルは第一次大戦では軍人として戦争に出ていた経験もある。妻とは死別。一人息子は空軍パイロットとして戦争に出ている。

戦時中ともなれば理不尽とも思われる法が定められる。理不尽であっても法は法。人の持つ正義感や道徳心があらわになり問われる。そこにこのドラマの推理ミステリーだけでないドラマ性が強く描かれている。

昨年暮れから第2シーズンの始まりを楽しみにしていたが、実際観るとやはりやるせない重い何かを感じ、切なく悲しく考えさせられる。
第1シーズン同様、前編で事件やキーとなる出来事が点々と出て、後編でそれを丁寧かつ綺麗にすくいとって解決してゆく。

第2シーズン最初の話はわりとサイコパス的犯人だったが、やはりその中にも戦時中特有とも思われる色んな思いがちりばめられている。
イギリスは文化こそ違えどわりと日本とは似通っているところが多いのでグッときます。

昔はカッコイイおじさま大好きっ子だったのでその血も騒ぎます。


まったくの余談になりますが、フォイルの運転手役の女優さんはアガサ・クリスティー名探偵ポワロにも(ゲストキャラで)出てたので、私の中で「イギリスの殺人事件ドラマにはこの女優さんなのかしら?」と勝手にイギリスの若き片平なぎささん扱いしてしまってます(笑)

ドラマ 増山超能力師事務所 3話までを観て

超能力者がいて試験を受け合格した者には資格が与えられるという。

大手超能力師事務所に所属する1級超能力師をココリコ田中が演じる。
1話では大手から独立、新人をスカウトし探しモノに特化した事務所を設立したところから物語が始まる。

なかなかユニークで心地よいストーリー展開。
何か思いを秘めての事務所設立のようなので設定が固まったこの後、どう展開してゆくかが見所かなと思いました。

東京の日暮里あたりが舞台になっているのですが、知ったところが映ると「あ!ここ知ってる!」ってちょっとテンションあがるのは地方住まいのサガなのでしょうか。

第3話で「あれ?ここはもしかしてあの某アーティスト(わりと印税王)のご実家では?」と思いエンドクレジットの撮影協力に注目してみるとやはりそちらのお宅でした。

そういうドラマの本筋とは少し違うところでちょっぴり楽しんだ第3話でした(笑)