お題「映画の夏」について書いてみた。
今週のお題「映画の夏」
さてブログを始めようかと思い、ふらっと他のを見ていたらお題なるものを見つけた。
直観的に頭に浮かんだ映画が2本。
最初なのでそれについて書いてみる事にした。
『サマーウォーズ』
言わずと知れた細田守監督作品。
細田監督とは、私の中で
「飛行の宮崎、落下の神山、疾走の細田」
と評するアニメ監督のうちの一人。
そして細田作品には山本周五郎並みに必ず泣かされる(笑)
この作品はおそらくこのお題のラインナップに多くあがっているだろう。
もう何も言う事もない作品。
それと並び浮かんだものもアニメ作品。
ただ、映画って部類に入れてもいいものか少し考えた。それが
『ムーミン谷の彗星』
一応長編サイズのアニメ作品。ムーミンの声優が高山みなみ版である。
日本人に馴染みあるフィンランドのトロールを主人公とした物語の始まりと言っていいと思う。
ある日、黒い雨が降ったりと天候がおかしくなってくる。
どうやら原因は彗星がやってくるせいらしい。
異常気象の中、ムーミンはパパとママの元を離れ、事を知るためミィとスニフと共に天文台まで旅に出る。
その大冒険の旅の中でスナフキンやスノークのお嬢さん、スノークと出会う。
ざっくり言うとそういう話なのだが、なぜこれが「夏」なのか。
それはその彗星が地球に衝突されるとされる日時が8月7日午後8時42分なのだ。
誤差は遅れても4秒。
旅に出たムーミンが天文台でその衝突日時を知ったのは8月3日7時53分。
さぁ、どうする?どうなる?!
この時期にはペルセウス座流星群(母天体はスイフト・タットル彗星)がある。
今年の日本はわりと各地で流れ星が観測できた。
流星群は主に彗星から放出される流星物質(彗星の尻尾部分)を地球の軌道が通過する際に起こるもので、周期的にやってくる。
そういった流れ星を見上げる夏の夜空のお供にこの『ムーミン谷の彗星』を見ておくと少し楽しみが増えるのである。
でもね。それって「夏の映画」であって、「映画の夏」なのかしら?と気になったのは置いておくことにする(笑)
それにしても、この恐ろしく暑い夏が早く終わらないものかねぇ。。。