戯れ言ブログ

ドラマや映画の感想の他、思ったこと感じたことを少しずつ流してゆきます。

映画 127時間(※訳あり感想)

Amazonプライムビデオの無料視聴期限が迫るので見たかったけどなかなか見る事のできなかった作品として127時間を選んでみてみた。

 

最初に感じたのは「(いい意味で)映画館で観なくてよかった」だった。

本題のクレバスに落ちてしまう前からもうドキドキハラハラしっぱなしなのだ。人にもよるだろうが少なくとも私は心臓がもたない。

 

まず単独でなにもないところを自転車で駆け抜ける。

自転車パンクしたりチェーンが外れた時に自分で直せる人じゃないと不安でしょうがない!私だったらその時点でもう無理!(笑)

 

途中、道(大自然の中、道らしい道があるわけはないが)に迷った女性二人組と出会い道案内をした後別れる。その後再び単独になったところでクレバスに大きな岩と落下してしまう。右手を岩に押さえ込まれてしまうのだが、ここまで15分。全部で90分ほどの作品だったと記憶しているが、そこから127時間の本題部分に入っていく。

 

そこからもハラハラドキドキしっぱなしだ。

 

感覚的にはサンドラ・ブロック主演の『ゼロ・グラビティ』に似ている。

孤独と死に立ち向かう作品。

ゼロ・グラビティを観た時は終演後、不思議と重力を感じた。全然無重力体験していないのに。それだけ観てる間ずっと緊張していたのだと思う。

この127時間も同じ感覚に落ちる。

 

アウトドア慣れしている主人公は冷静さを意識しながら自力での脱出を試みる。時間が経過していくにつれ、今までの自分の行いに対する後悔と反省が増してゆく。同時に幻覚幻想も多くなってくる。

 

人は誰とも接触を取らずにいると5日間で気が狂うという研究結果があったようにうろ覚えしているが、127時間とはあたりまえだが5日と7時間。人が正常性を失うには十分である。しかも片手が岩に挟まり自由に動けず横になることも座る事もできない。食料もない、水は400mlボトルに半分も残されていない。いつまでこの状態が続くのか。普通の人ならあっという間に気が触れると思う。

 

持ち物は他にザイルやカラビナ、ヘッドライトの他に動画記録のためのハンディビデオカメラ(キャノン製)、コンパクトカメラ(ソニー製)、アウトドア用ナイフは中国製。物語中ナイフの切れが悪くて安い中国製でなくスイス製を買えばよかったと後悔するシーンがある。

 

時間が経つにつれ体調は変化し幻覚妄想が現実を浸食してゆく、冷静に考えられる時間がどんどん減ってゆく。

 

終盤残すところあと15分ほどというところで、所用のため一時停止し数分後戻ると視聴期限が切れて続きが見れなくなっていた。

 

 

 

嘘でしょ???

あと少しなのに!

 

視聴期限がある作品を見る時はしっかり注意しよう。

127時間の主人公と同じく、後悔と反省の念がよぎった。

続きはまたのお楽しみで。

 

 

なんじゃこりゃ(笑)